主にバラ積み船の甲板上に設置して、石炭・鉄鉱石・穀物・木材などの積載物を船に積み込んだり、陸へ荷揚げしたりする船(3万~6万トンクラス)に備わっているデッキクレーンを制御・監視する制御盤です。(クレーンは、30トン~35トンのタイプで、アームの上げ下げや左右旋回、荷重検出や油圧監視を行っています) POINT 主な特徴 POINT1 軽量・コンパクト設計 設置時の据付工事が簡易! クレーン運転席に設置可能で運転者1名で操作可能! 積み込みや荷揚の設備がない港にも対応出来る! POINT2 コストを削減できる 内部配線部品に従来の2倍長持ちする部品を採用! 交換時期、メンテナンス時期を長期化してコスト削減! POINT3 環境に優しいエコ製品 軽量化で船の燃費が向上しCO2削減! 三菱重工下関造船所が製造している船舶用デッキクレーンに搭載。様々な動きを制御し、安全に荷降ろしする重要な役割を担う制御盤。 船舶用として三菱重工下関造船所と当社で鋼板1tを使用し、軽量化に成功しました。 三菱重工下関造船所側の従来の製品からの改善要望内容 (1)サイズをコンパクトにまとめてほしい(搭載スペースが狭い為) (2)盤全体重量を軽量化してほしい (3)軽量化することで、振動、強度の低下をさせないこと (4)鋼板2.3m/m仕様 当社が開発した新製品 (1)コンピュータ3次元ソフトで立体合成技術を駆使し、最小の寸法内に部品配置、配線スペースを確保。規格寸法を守った上で、作 業、保守点検効率を向上させた (2)重量を50%軽量化に成功した (3)補強材の選択、プレス加工を増し、溶接の長さ、ピッチの工夫と改善によって強度を上げた (4)鋼板1m/m仕様